OpenAI Agents SDKとは
OpenAIが提供する、エージェント間のハンドオフ機能を備えた軽量なマルチエージェントフレームワーク
ひとことで言うと
OpenAIが作った、複数のAIエージェントに役割分担させタスクを引き継がせながら進める軽量ツール。
概要
OpenAI Agents SDKは、OpenAIが提供する軽量なマルチエージェントフレームワーク。 エージェントごとに役割・ツール・指示を定義し、会話の途中で別のエージェントへ処理を引き継ぐ「ハンドオフ」の仕組みを中心に設計されている。実験的フレームワーク「Swarm」を前身とする。
背景
複数のエージェントを協調させるフレームワークが増える中、OpenAIは実験的なSwarmでの知見を踏まえ、本番利用を想定した軽量なマルチエージェントSDKとしてAgents SDKを開発した。
歴史
2024年: OpenAIが実験的なマルチエージェントフレームワーク「Swarm」を公開。 2025年: 本番利用を想定した後継の「OpenAI Agents SDK」を公開。
利点
欠点
- 前身のSwarmは実験的な位置づけであり、設計思想の変遷を把握する必要がある
- OpenAI以外のモデルを利用する場合、対応状況の確認が必要になる
- ハンドオフを中心とした設計のため、より複雑な状態管理を要するワークフローには他フレームワークとの組み合わせが必要になる場合がある
比較
- AutoGen — AutoGenが複数エージェントの自由な対話を軸にするのに対し、OpenAI Agents SDKはエージェント間のハンドオフという明示的な処理の引き継ぎを軸に設計されている
- Semantic Kernel — OpenAI Agents SDKがハンドオフという軽量な概念を中心にするのに対し、Semantic Kernelはプラグインやプロセスを含むより包括的なSDKという違いがある
- Agent Development Kit — いずれも比較的新しいベンダー製マルチエージェントフレームワークだが、OpenAI Agents SDKはエージェント間のハンドオフを、ADKはエージェントの階層的な組み合わせを中心概念に据える
関連用語
よくある質問
OpenAI Agents SDKとSwarmの関係は?
Swarmは実験的なマルチエージェントフレームワークとして先行公開されており、OpenAI Agents SDKはその設計思想を引き継ぎつつ本番利用を想定して再設計された後継にあたる。
参考文献
- DocumentationOpenAI Agents SDK Documentation
- GitHubopenai/openai-agents-python