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モデル

Qwenとは

通義千問

中国のAlibaba Cloudが開発する、多言語対応を強みとするオープンウェイトの大規模言語モデルファミリー

LLMオープンウェイト多言語

ひとことで言うと

中国のAlibabaが作っている、多言語対応に強いAIモデルシリーズ。

概要

Qwen(通義千問)とは、中国のAlibaba Cloudが開発する大規模言語モデルのファミリー。 中国語・英語をはじめとする多言語対応と、テキストだけでなくコード生成・数学・マルチモーダル処理等に特化した派生モデルを多数展開している点が特徴。 多くのモデルの重みが公開されており、オープンウェイトLLMの中でも幅広いパラメータ規模・用途のモデルを提供するファミリーとして利用されている。 Qwenシリーズはパラメータ数の異なる多数のバリエーションを展開しており、スマートフォン上で動く小型モデルから大規模なMoEモデルまで、用途に応じた選択肢の幅広さも特徴の1つ。 Alibaba Cloudのクラウドサービスとの連携も進んでおり、企業向けのAIソリューション基盤としてもQwenシリーズが組み込まれている。

背景

Alibaba Cloudは、自社のクラウドサービスや各種アプリケーションで利用するAI基盤の強化に加え、オープンウェイトモデルの公開を通じて開発者コミュニティでの採用拡大を図る目的でQwenシリーズを開発している。

歴史

2023年8月: Alibaba CloudがQwen(通義千問)を公開。 2024年: 性能を改良したQwen2、Qwen2.5を相次いで公開。 2025年: Qwen3を公開。

アーキテクチャ

デコーダのみのTransformerアーキテクチャを基本とし、モデルサイズや用途(汎用・コード特化・数学特化・マルチモーダル対応等)に応じた複数のバリエーションが展開されている。

利点

  • 中国語を含む多言語対応に強みを持つ
  • 幅広いパラメータ規模・用途特化モデルが公開されており、要件に応じて選択しやすい
  • 多くのモデルの重みが公開されており、自前の環境でのホスティングや派生モデルの開発がしやすい

欠点

  • モデルによってライセンス条件が異なり、利用前の確認が必要
  • 英語中心のベンチマークでは、他の主要モデルとの性能比較が分野によって分かれる
  • 中国国外での利用にあたり、データの取り扱いやセキュリティポリシーの観点から導入を制限する組織もある

比較

  • LLMQwenは、多言語対応と幅広いバリエーション展開を特徴とするオープンウェイトLLMファミリーの1つ
  • LlamaQwenとLlamaは、いずれもオープンウェイトの方針で複数のモデルサイズを公開している
  • OrnithOrnith-1.0は、Qwen 3.5の重みをベースにエージェント型コーディング向けの強化学習を施した派生モデルファミリー

関連用語

LLMLlamaDeepSeekOrnith

よくある質問

Qwenは英語でも使える?

中国語に強みを持つが、英語を含む多言語のデータで学習されており、英語のタスクにも対応している。

Qwenにはどんな派生モデルがある?

コード生成に特化したQwen-Coder、数学に特化したQwen-Math等、用途ごとにファインチューニングされた派生モデルが複数公開されている。

参考文献

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