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技術

n8nとは

LLMノードにも対応した、ノードベースで業務プロセスを自動化するワークフロー自動化ツール

ノーコード自動化

ひとことで言うと

AIの処理も組み込める、業務の自動化ができるノーコード自動化ツール。

概要

n8n(エヌエイトエヌ)とは、様々なサービス・API・データベースをノードとして接続し、業務プロセスの自動化(ワークフロー自動化)を視覚的に構築できるオープンソースのツール。 元々はLLMに限らない汎用的な自動化ツールとして開発されたが、LLM呼び出し・エージェントベクトルデータベース連携等のAI関連ノードが追加され、SlackやGoogle Sheets等の既存業務ツールと組み合わせたAIワークフローの構築にも利用されている。 セルフホストでの運用が可能なため、業務データを外部のSaaSに預けたくない企業でも、社内インフラ上でAIワークフローを構築・運用できる点が評価されている。 条件分岐・繰り返し・エラー時のリトライといった一般的な自動化ツールが備える制御構造をそのまま使えるため、AI呼び出しを含む業務フロー全体を1つの画面で設計できる点が特徴。

背景

業務で使われる多数のSaaS・APIを連携させる自動化ニーズに対し、コードを書かずに視覚的にワークフローを組み立てられるツールとしてn8nが開発された。 生成AI・LLMの普及に伴い、既存の業務自動化ワークフローにLLMの処理を組み込みたいというニーズにも対応する形で、AI関連ノードが拡充されている。

歴史

2019年: Jan Oberhauserがセルフホスト可能なワークフロー自動化ツールとしてn8nを公開。 2023年以降、LLM呼び出し・エージェント構築・ベクトルデータベース連携等のAI関連ノードが追加され、AIワークフロー構築ツールとしても利用が広がる。

アーキテクチャ

サービス・API・データベースへの接続や処理ロジックをノードとして表現し、ノード間を線で接続してワークフローを構築する。 トリガー(Webhook・スケジュール等)を起点に、複数のノードを経由して処理を実行する構成を取る。

利点

  • LLM関連の処理を、既存の多数のSaaS・API連携ノードと組み合わせて自動化できる
  • セルフホストが可能で、自社のインフラ内でワークフローを運用できる
  • 条件分岐・繰り返し・エラー時のリトライ等、汎用的な自動化ツールとしての制御構造が充実している

欠点

  • 元々AI専用のツールではないため、AI関連ノードの機能はAI専業のツールと比べ限定的な場合がある
  • 複雑なワークフローになるほど、ノード数が増え構成を把握しづらくなる
  • 高度なエージェント機能に関しては、CrewAILangGraph等の専業フレームワークと比べ制約がある

比較

  • Difyn8nが汎用的な業務自動化ツールであるのに対し、DifyはLLMアプリケーション構築に特化したプラットフォーム
  • Flowisen8nとFlowiseは、いずれもノードベースのビジュアル構築ツールだが、n8nは業務自動化全般、FlowiseはLLMアプリケーション構築に主眼を置く

関連用語

DifyFlowiseAIエージェント

よくある質問

n8nはAI専用のツール?

いいえ。 元々は汎用的な業務自動化ツールであり、LLM関連のノードはその機能の一部として後から追加されたもの。

n8nはセルフホストできる?

オープンソースで公開されており、自社サーバーへのセルフホストと、n8n社が提供するクラウド版のどちらでも利用できる。

参考文献

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